2018年08月10日

虫の楽園

 移住してきたここは、市街地からけっこう離れている。

 周りはうっそうと茂る森に囲まれた土地なので、平地ではあまり見かけない虫たちにお目にかかることも少なくない。

 
 今日は、玄関を開け放して掃除をしていたら、いつの間にかトンボが家の中に迷い込んでいた。

 知らずに二階に上がろうとした時、階段横の窓辺で何やらバサバサと音がする。

 「何だろう?」と慌てて見上げると、網戸に大きなトンボが張り付くように羽ばたきを繰り返していた。


 つかまえてみると、優に10㎝は超えている巨大トンボだった。おそらくヤンマの仲間だろう。
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 顔をのぞき込むと、大きな目と口が、何とも恐ろし気である。

 
 しかし、その目の色は深いエメラルドグリーン。

 つややかだが、奥の方に濃い緑色を湛えて、人工的には作り出すのが相当難しそうな色をしている。
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 そう言えば、昨日朝起きてみると、玄関先にタマムシが転がっていた。
 
 夜の間に死んだのだろう。拾い上げてみると、模様が朝日にキラキラと輝いて宝石のようである。

 得も言われぬ輝きようは、この世のものとは思えないほどだ。
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 人が作れないので、タマムシの羽をそのまま貼り付けたいろいろな工芸品や装飾品は数は多い。


 時に、自然の造形は人知を超えた色や輝きで、人々を魅了して止まない。

 この地には、その自然がまだまだたくさん残っているのが、うれしい。
posted by よっちゃん at 14:28| Comment(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする