ちょうど「復活夜市」のために、オーナーである「夢博物館」館長の小宮さんもいらっしゃったので、「ロマン蔵」内の夢博物館のお話をいろいろと伺うことができた。
小宮館長さん、クラウン・いんこさんと記念撮影
前々から三十五~六万点にもおよぶ昭和の品々(お宝)を、「なぜ?」「どのようにして?」集めたのか知りたかったので、いい機会であった。
その中で、所謂「お宝」と呼ばれるモノたちへの思い。
それを後世に引き継いでいきたいという願い。
今の「お宝」をすぐに金銭的な価値に置き換えてしまうことへの風潮等々。
のどの調子がよくない中、詳しくお話いただきありがとうございました。
最初は、グリコのおまけたった五点から始まったという「夢博物館」の収蔵品たち。
ここに収められているだけでも六万点にも及ぶらしいが、全体からすると一部なので、時折入れ替えがされているらしい。
小宮館長さんの「見た人たちにとって、思い出さがしの夢博物館になってくれたら…」という言葉が大変印象的だった。
そんな思いで、「夢町3丁目館」内の昭和の民家や商店等の様子、学校の教室の姿も再現されているとのこと…。
それらの施設には、五感で楽しめるような仕掛けが施されているのだが、どれもご自分の体験(スピーカーから聞こえる家族の声等)を元に作られたということだった。
ここに集められた品々や再現された昭和の風景には、それ相当の深いの思いのあることが、お話の中からしっかりと伝わって来た。
これからも、この「ロマン蔵」が、たくさんの人にとって、昭和の風物を懐かしんだり、いっとき想い出に浸ったり、昔の人の知恵に感じ入ったりする場になるといいなと思う。
来月から、「ロマン蔵」内の教室を使って、観光客の方々と昭和を共有するという楽しい計画が進行中なので、そういったお手伝いが少しでもできたらいいなと思っている。
駄菓子屋「古美屋」さんでは、ちょうど上面に自分の名字が象られた「ベーゴマ」を見つけたので、せっかくの「夜市」ということで、それを買って帰った。