2018年10月08日

福真摩崖仏とその覆屋は見ごたえ十分

 夕方、涼しくなったので、秋晴れの気持ちの良い田舎道を一時間ばかりサイクリングしてきた。

 少し体を動かしたかったからだが、サイクリング方々「福真摩崖仏」を訪れてみた。


 目的の「福真摩崖仏」は、険しい上り坂の奥にあるのかと思ったら、県道からわずか200mばかり入った岩山を少しだけ上がった所にあった。
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 途中、害獣対策のために鉄柵の扉が二ケ所設置してあるので、それを自分で開けてから進まないといけなかったが…。




 鎌倉時代の終わり頃に作られたという摩崖仏は少し風化しているものもあったが、中央の五仏をはじめ、それを取り巻く観音様や地蔵様たちはみな柔和なお顔をなさっていた。IMG_1609.JPG
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 これをここに一生懸命に彫った人たちの人柄やその思いが伝わってくるようであった。



 また、この岩山の崖の表面に彫られた仏様たちを保護しようと、幕末に設けられたという立派な覆屋も見ごたえがあった。
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 こちらも石工さんたちが、大事な仏様たちを守ろうと奮闘した痕が感じられて、如何に地域の人たちがこれらの仏様たちを大事に思っていたかがよく分かるものだった。



 それにしても、普段の生活道路をちょっと入っただけで、そこには祠やお堂があったり、また岩肌に仏様が彫ってあったりして、人々の生活に信仰が深く根をおろしていたことには、本当に感心させられる。

 まさに、国東の郷の隅々まで山岳仏教文化が満ち満ちていた証である。

 
 
posted by よっちゃん at 19:33| Comment(0) | 伝統文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする