2018年10月12日

田んぼの中にぽつんと小さな薬師堂が…

 豊後高田市の真玉地区にある真玉小学校から県道654号線をはさんで見下ろす位置にある田んぼの中にそのお堂は建っている。
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 その名も「常盤薬師堂」。
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 お堂の中には何もなく、お堂を抜けたその向こうに本尊の「薬師如来様」をぐるっと取り囲むように「国東塔」や「庚申様(青面金剛)」等がコの字を描くように立っている。
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 なぜか庚申様は大小2基あり、彫られている内容にも、一方は三猿と一鶏だが、もう一方は二猿と二鶏と違いがある。

 その違う意味は分からないが、二基とも建てられた時代は西暦1700年辺りで、とても近そうである。




 これまで社寺仏閣と言えば、山を背に(または山腹に)したり森に囲まれたりしていることがほとんどであった。

 だがここでは、こんな見通しの良い田んぼの真ん中にポツンと小さなお堂があるなんて、何とも不思議な空間だ。

 こんな田んぼのただ中に、この一角だけが別世界である。

 

 ここも、この地に暮らしてきた人たちが、昔から農作業の行き帰りに。
また、農作業の合間を縫って、きっと日常的に拝んでいたのだろう。


 
 これも信仰の一つの形である。


 
posted by よっちゃん at 20:48| Comment(0) | 伝統文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする