2018年11月10日

紅葉進みつつある「両子(ふたご)寺」

 今日は、ぽかぽか陽気に誘われて、午後から「両子(ふたご)寺」へ紅葉を求めて行ってみた。

  
 国東市方面へは、なかなか足を踏み入れることがないため、今日は初めての山道を通っていざ両子寺へ。


 途中、随所に案内板が出ているので、迷わずスムーズに到着。
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 土曜日とあって人がけっこう多く、一番上の駐車場に入れるためには、少し待たなければならなかった。


 
 紅葉の見頃はもう少し後かもしれないと思っていたが、駐車場や「護摩堂」付近の紅葉は、かなり紅葉が進んでいて、差し込む秋の日差しにとても美しい紅色を見せてくれていた。
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 駐車場から参道を挟んで向こうにある池の端のカエデもきれいに紅葉しており、秋の光がそれを池の面に映して、とても美しかった。
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 紅葉の前では、何人もが移り変わり記念撮影をしていた。



 最初に本堂となっている「護摩堂」に入ると、奥まった場所にいかめしい顔つきの不動明王が立っていた。
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 寺院は、718年に仁聞(にんもん)菩薩が開いたとされるが、このご本尊は鎌倉時代に作られたものらしい。

 それでも、1000年に届こうかという歴史の重みが、十分伝わってきた。

 不動明王の前では、毎月28日に厄除けなどを祈願する護摩焚きが行われるとのことだった。

 また、子授けや安産祈願にもご利益があるらしく、それぞれに祈願日が設けてあった。



 
 「護摩堂」の左を抜け奥へ進み坂を上ると、右手に平成3年に再建された「大講堂」が建っている。
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 そこからさらに左手へ進むと、「神仏習合」の証とも言える大きな鳥居が見えてくる。
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 その鳥居をくぐり、70余段もある急な階段を上がると見えてくるのが「奥の院」だ。

 岩をくり抜いて建ててあるお堂には、「十一面千手観世音菩薩」が祀られているが、近年子授けのパワースポットとして、人気が高まっているらしい。
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 裏には洞窟があり、不老長寿の霊水が湧き出している。
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 何組もの若いカップルが、熱心に参っている姿が印象的だった。


 

 最後に、「護摩堂」下の駐車場まで一気に車で上がったため、通り過ごしてしまった参道を山門から逆に下ってみた。

 カエデの葉が落ちてきれいな参道を下っていくと、山門の下からは幅の広い階段が続いており、その階段の一番下には大きな仁王様が待っていた。
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 国東半島でも最大級というだけあって、その姿は堂々たるものだ。

 「足腰の悪い人は足をさするといい」と書いてあるため、大きな足を一生懸命にさすっている人が何人もあった。
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 国東半島の中央部にある両子(ふたご)山の中腹にある「両子寺」は、山岳修行の根本道場としての役割を果たしてきたそうで、特に江戸時代より六郷満山の総持院として全山を統括する立場にあったということだ。


 広い境内と、その境内の隅々まで祀られ、安置されている石像・木像の多さに、往時の繁栄が偲ばれる。

 また、きれいに紅葉をし始めた木々の多さもあることながら、その大きさからも1300年余りの時の流れが感じられた。




 帰り際、何台もの観光バスとすれちがった。

 今なお、子授け・安産・厄除けをはじめ、交通・家内安全・航海安全の祈願や、水子・先祖供養等で参る人を集めている「両子寺」は、これからさらに紅葉の観光シーズンを迎えて賑わうのだろう。


 
 
posted by よっちゃん at 18:28| Comment(0) | 観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする