行われた場所は、対戦相手の豊後高田市では唯一の小中一貫校である「戴星学園」の体育館だ。
レクレーションの目的は、親睦を図ることと、大きな声を出しながら体を動かすことで日頃のストレスを解消することだ。
4チームに分かれ、2コートを使って相手を変えながら試合を行っていった。
15点マッチで2セットずつを2試合行ったため、けっこう体が温まった。
1時間程だったが、久しぶりに体を動かしたので、寒さで硬くなっていた体もほぐれて、終わった時はスッキリとした気分になった。
この職場に来てまだ間がないため、皆さん方と触れ合えるこんな場は貴重なので、たまのこんな活動もいいものだと感じながら帰って来た。
ちなみに、会場となった「戴星学園」とは、1573年室町幕府滅亡の年に豊後高田市東都甲地区に河野治右衛門が開いた私塾「戴星堂」に由来するという。
その私塾は、男女共学で、学制が始まる明治までの300年余、読み・書き・算術や生活に必要な文字学習等を教えていたらしい。

戴星学園ホームページ「戴星学園のあゆみ」より
そして、その都甲地区にあった都甲小学校と都甲中学校が、2012年に施設一体型小中一貫校として統合され、現在の「戴星学園」としてスタートをきったのが始まり。
この学校の特徴は、6・3制ではない4・3・2制への新しいシステムや4年生からの教科担任制を導入し、1~9年生まで45分授業(7年以上は7時間目まで)を行い、1年生からの外国語活動や全学年で毎日10分程度の英語会話が行われているところらしい。
現在、大分県内には、十四校程の小中一貫校が存在するようだが、人口が減少しつつある田舎の学校の新しい取り組みの一つの姿なのだろう。
場所は、豊後高田市街から県道29号線を東へ7km程走ってきて、県道548号線に左折するとすぐ左側に校舎が見えてくる。