2019年03月09日

「歴史資料館・鬼会の里」で、ドキドキ「無明橋」VR体験

 今日は、2月にあった「衆正鬼会」で一度訪れた「天念寺」とその隣にある「歴史資料館・鬼会の里」に行って来た。
DSC02149.JPG

 豊後高田のケーブルテレビで、天念寺の裏山にかかる「無明橋」のVR動画が見られると宣伝していたため、近々行きたいと思っていたのだ。




 「無明橋」のある場所はとても高所なので、自分が行けるものか?また行けたとして、橋を渡れるものか?疑似体験をして確かめておきたかったからだ。

 
 ちょうど蕎麦も食べたかったところなので、昼食どきにあわせて出かけることにした。




 「鬼会の里」の駐車場に着くと、まず「天念寺」とその「講堂」や「身濯(みそそぎ)神社」・「川中不動」等を見てまわった。

 前回2月に来た時は夜で、人も多かったため、じっくりとその全体像を見ることができなかったからだ。

DSC02150.JPG「天念寺」 DSC02163.JPG「天念寺講堂」 DSC02170.JPG「身濯神社」 DSC02171.JPG「川中不動」




 次に、「鬼会の里」の建物に入り、「歴史資料館」の見学料200円を払って、いざVR動画コーナーへ。

 そのVR(バーチャル・リアリティ)動画は、視聴用ゴーグルと音声用のヘッドホンをつけて頭を回転させることで、360度上から下まで頭を向けた方向の景色を、まるでその場にいるような臨場感で疑似体験できる。
DSC02190.JPG

 VR体験は初めてなので、目の前に貼ってある説明書きを読んでも要領を得ず、説明して下さる方の助力を得て、何とかVR体験を行うことができた。

 体験できるVRは2種類で、一つは橋の中心に立った視点でパノラマ風景を楽しめる「絶景堪能バージョン」と、もう一つは、修行僧の視点でほら貝の音を聞きながら渡橋していく「修行体験バージョン」があった。


 「無明橋」は高い尾根の割れ目にかかっているため、下方に頭を向けるとその高さに目が眩み、下に吸い込まれそうな感覚に陥る。
DSC02188.JPG
「無明橋」の館内VTRより

 バーチャルだから落っこちこそしないが、つかまる手摺りもなく風も吹きつける橋の盛り上がった真ん中には、真っ直ぐ立っていられるだろうか?



 また、その橋のある場所へ行くにも、ほぼ垂直に近いような絶壁を、鎖にすがりながら上がっていかなければならない。

 修行僧たちが、その山を登る様子が、館内のビデオで途切れることなく流されていた。
DSC02186.JPG
「無明橋」の館内VTRより

 橋を渡るどころか、そこへ行きつくにも非常な困難が予想される。

 心がけが悪い人は落ちると言われている「無明橋」から転落した人はいないらしいが、橋へ上る途中で滑落して命を落とした人は数名いるらしい。

 でも、一度は行ってみたい「無明橋」である。



 VR体験が先になってしまったが、その後この資料館のメイン展示物である国指定重要文化財の「木造阿弥陀如来立像」等3体の仏像を鑑賞し、いよいよ今日除幕したばかりの「無明橋」の実物大レプリカをじっくり観察した。
DSC02181.JPG

 先ほどVRで見た「無明橋」は、わずかこのくらいの大きさ(幅)しかないのか?

 しかし、この大きさの橋を作るにも、人力でこれだけの石をこの高さまで運び上げたのは、恐れ入る。

 しかも、ほぼ足場がない中、どうやってこのアーチをこちらの尾根から、あちらの尾根にかけたのだろう?

 どうして、日常生活とはほど遠いこんな高所に橋をかけようと思い立ったのだろう?


 考えるほど謎は深まるが、計り知れない苦労があっただろうことは想像がつく。

 これも修行のうちだったのか?

 やはり六郷満山は、奥深い!


 


 見学後、資料館の隣に併設された食堂で、蕎麦を頂いた。

 メニューには、いろんな蕎麦が並んでいたが、せっかくなので、「修正鬼会」の鬼に因んだ「鬼の目そば」を頼んだ。
DSC02194.JPG

 出てきた蕎麦は、餅が「鬼の目」を、ごぼう天が「牙」を、あげの三角が「角」等を表した、何とも楽しい蕎麦であった。
DSC02193.JPG

 味の方も、豊後高田市の「そば認定店」らしく、朝打ちたてのそばは風味豊かで、ダシもよく効いており、とてもおいしかった。



 土産コーナーにも、ここならではの珍しい土産物が並んでおり、名物の「かんころ餅」をはじめ、いろいろなものを買い込んで来てしまった。
DSC02230.JPG

 今日は、とても有意義な体験ができた。



 
posted by よっちゃん at 21:37| Comment(0) | 伝統文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする