2019年08月17日

小さい子からお年寄りまでが一緒に踊る「草地踊り」はすばらしい!

 昨夜は、「草地おどり」の本家本元である草地であった盆踊りに参加して来た。
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「草地おどり」は、豊後高田市の草地地区に江戸時代から伝わっている盆踊りで、大分県の無形民族文化財にも指定されている伝統芸能だ。
 
 この踊りは、「レソ」「マッカセ」「ヤンソレサ」「六調子」と呼ばれる4つの調子で構成され、優しい調子(女踊り)から激しい調子(男踊り)へと変化していくのが特徴だ。



 「口説(くどき)」という独特の歌とそれに合いの手を入れる人と、威勢よく太鼓をたたく人が、会場中央の櫓の上で張り切って音頭をとっている。
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 それに合わせて、少しずつ踊り手たちが櫓を囲むように踊りながら輪を作っていく。

 団体で参加してきているチームもあるが、小さい子からお年寄りまで実に楽しそうに踊っている。
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 学校でも習っているせいもあるが、小学校低学年の子でも上手な手さばき・体さばきで見事に踊りこなしている。

 こんなに小さいうちから踊っていれば、そのうちお囃子が流れると自然に体が動いてしまうようになるのだろう。


 実際、自分の前を踊っていた年配の方などは、体に踊りや合いの手の掛け声がしっかりと染み付いているといった感じで、実に軽やかに踊られていた。
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 初めてなので見よう見まねでやってみると、手を挙げたり曲げ伸ばしたりしながら体はくるくると左右に向きを変え続け、かなり忙しい。

 さらに、「口説」の内容も物語のようになっていて長いため、一つ一つの踊りがかなり長く続く。



 7時に始まった踊りは30分以上も踊り続けて、やっと休憩に入った。

 踊るとのどもかわくため、休憩中は、かき氷や飲み物に焼き鳥などの屋台が賑わいを見せていた。
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 20分の休憩をはさんで、踊り再開。

 「口説」も太鼓も交代しながら、踊りはまたまた30分以上続いた。
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 全部で四つの踊りを踊ったが、最後まで踊るのはなかなか体力の要るし、体幹もしっかりしていないと踊りがふにゃふにゃしてしまう。
 
 最後の「六調子」では、速いテンポに合わせて動きも激しく、目が回りそうであった。




 一つでも何とかものにしようと頑張った結果、初めの「レソ」と「マッカセ」は、何となくそれらしい仕草に近づくことはできたが、動きの激しくなる「ヤンソレサ」や「六調子」では、全くついていけなかった。



 踊っているうちには、きれいな満月ものぼって来て、結局終わったのは9時であった。
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 昨年、初盆を迎えたお宅の庭先で、明かりを煌々と灯して、調子のいい太鼓の音とともにみんなが輪を作って踊っていたのも、この草地踊りであった。

 地区によって、リズムや踊り方に多少の違いはあるようだが、江戸時代からの伝統をしっかりと守り継承されているところがすばらしい!



 盆踊りは、ご先祖様を供養するためのものだそうだが、小さな子どもからお年寄りまで3世代・4世代が一緒に嬉しそうに踊っている様子を見て、このような伝統がしっかりと引き継がれている草地は、なんと幸せな土地だろうとつくづく感じた。


 
posted by よっちゃん at 17:50| Comment(0) | 伝統文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする