音楽サークル「音むすび」のミニコンサートのためだ。
急に冷え込んで来て、お客さんの出足はどうかな?と思っていたところ、両日ともなかなかの賑わいだった。
昨夕は、商店街の「昭和の屋台市」と銘打ったイベントを応援するためのミニコンサート。
いつものように、「伯剌西爾珈琲舎」さんの店先を借りてのストリートで演奏。
曲目は、晩秋からクリスマスまでの季節感のある歌と、どこか懐かしい昭和感溢れる歌等々。
そして、中途ではお約束の我らのギターデュオ。
一曲目は、先日亡くなられた筒美京平さんを偲んで、堺正章さんの「さらば恋人」を…。
二曲目は、大分が誇るフォークソングの神様・南こうせつの名曲「赤ちょうちん」を弾き語り。
木枯らしの吹き抜ける宵にぴったりで、まさにあったかいおでんが食べたい感じだった。
寒い中、いすに座って一緒に歌ったり、手拍子をしてくださったりしたお客さんの姿がとても有難かった。
コロナのために、マスクをしたままの歌唱にややとまどいを感じつつも、「乾杯」と合わせて都合三曲を何とか歌い終えることができたのは、皆さんのあたたかい声援のおかげだ。
他の場所でも、ジャズの演奏などが、やはりストリートに向かって行われており、賑わいを盛り上げていた。
やはり、商店街に活気があるというのはいいものだ。
そして、今日の昼からは「昭和の町・ロマン蔵」の中庭で野外コンサート。
昨日同様、風が強くて楽譜や譜面台が飛ぶのを必死で戻したり、押さえたりしながらの演奏。
みんな突風にてこずりながらも、なんとか無事全曲を歌唱・演奏し終えた。
曲目は、両日ともほぼ同じだったが、今日は「Oh holy night」が加わり、メインでボーカルと進行をして下さっている渡辺さんの独唱が良かった。
天気が良かったし、GOTO効果もあっているのか、お客さんもそこそこ多く、立ち止まって聴いて拍手を送ってくれる人もいた。
夜市も復活したし、やっとこうしてまたみんなで集まって演奏できる機会が持てたのは、幸せなことだ。
大分でも、でもじわりとコロナが拡大しつつあるのがやや気がかりだ。
今後のなりゆきを注視しつつ、来月末もまた出番があるようなので、備えて行きたい。