2018年09月09日

「大分国東半島 六郷満山」は魅力的だ

 現在「豊後高田市ケーブルテレビ」開局11周年記念番組として、BS11で4月に3回連続で放送された「大分国東半島 六郷満山1300年」が再放送されている。
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 昨日はその二回目「学問の山から修行の山へ」があり、今日は、三回目「里人と生きる神と仏」があるので、ぜひ見たいと思う。

 昨日も見たいと思って予約録画にしていたのだが、何の不具合か、半分しか録画できていなかった。


 その辛うじて録画できていた部分で目を引いたのが、「峯入り行」と言われる荒行の様子であった。
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 一番最近の峯入り行は昨年行われたようで、その苦行ぶりや、行程を知りたいと思い、書店で『聖なる霊場・六郷満山』(戎光祥出版)を買い求めた。
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 その中にあった説明には、「六郷山の峯入り行は、開祖仁聞修行の法窟霊跡を隈なく訪ね巡って、衣食住の欲を払いのける修行を重ね、任聞菩薩が行ったとおりの難行苦行を体得し、一は祖恩に報い、一は自ら修行し、また他人を教化して悟りに入らしめるとの大願を修する行門である。単なる巡礼巡拝とは本質的に性格を異にし、あくまで捨て身の聖行である」と、應暦寺前住職の大嶽順公の言葉をあててあった。(第三部第二章より)

 さらにこの本では、その峯入り行の様子も詳しく記されていたが、全83霊場をおよそ1か月近くかけて回っていることから、相当厳しい修行であったことが伺える。

 ちなみに、この本の章は以下のように構成となっている。
  第1部  六郷山の成立と展開
  第2部  六郷山の文化と美術
  第3部  六郷山の寺院と岩屋


 
 他にもこの大分県立歴史博物館の編集による『聖なる霊場・六郷満山』には、きれいなカラー写真がふんだんに入れられ、京都や奈良にも負けないと言われた仏教文化や仏教美術の実際が、詳しく説明されている。 



 九州の東の埼(ここから国東の地名が生まれたとのこと)と言われた豊後国東に花開き、脈々と受け継がれてきた山岳仏教世界の実像の魅力は深まるばかりだ。

 今日放送の「大分国東半島 六郷満山1300年」も楽しみだし、これから少しずつ回ろうと思っている霊場や、そこで執り行われる伝統行事の数々も楽しみである。


 きっと1300年かけて積み上げられてきた六郷満山の歴史・文化は、それそれは奥深いものだろう。
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  BS11「大分国東半島 六郷満山1300年」より
 
 
 
ラベル:本・コミック
posted by よっちゃん at 20:56| Comment(2) | 伝統文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても興味深い内容でした。
記事も丁寧でわかりやすかったです。

興味が深まりますね。
Posted by アール at 2018年09月09日 21:36
知れば知るほど魅力は深まります。秋は祭りも多いだろうから、楽しみです。

> アールさん
>
> とても興味深い内容でした。
> 記事も丁寧でわかりやすかったです。
>
> 興味が深まりますね。
Posted by よっちゃん at 2018年09月09日 22:35
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