2019年06月22日

これからのサンショウウオの無事を祈ろう

 久しぶりに、ウチの近くに生息するオオイタサンショウウオの幼生を見に行ってみた。


 
 すると、このところの少雨で、湧き水のたまる水溜まりは縮小していた。

 心配になって水溜まりを覗いてみると、あれだけいたサンショウウオが目につかない。

 ことごとく成体になって、水から出て山に帰って行ったのだろうか?

 それならいいが…




 すると、一瞬水面に波紋が広がった。何だろう?

 しばらく目を凝らして待っていると、今度はサンショウウオが水面に口を出すのが見えた。

 そこで、やっとサンショウウオの姿を一匹だけ捉えることができた。
山の泉で 6月22日.jpg


 どうやら成長する過程で、エラ呼吸から肺呼吸へと切り替わったために、息継ぎに時々水面に顔を出しているらしい。

 慎重にカメラを近づけて、写真を撮ってみると、やはり以前はかなり目立っていたエラがほとんど見えなくなっている。
DSC02941.JPG

DSC02694.JPG
ひと月半ほど前のサンショウウオ

 かわりに、手足がしっかりとしてきている。

 それに、体調も7~8cm程まで伸びているようだ。



 詳しく観察したいと思い、すくい獲ろうと挑戦してみたが、すぐに見えない所へ逃げ込んでしまった。

 その代わりに、大きなヤンマ(種類は分からない)のヤゴが獲れた。
DSC02938.JPG

 かなり大きいので、ひょっとすると、たくさんのサンショウウオがこいつの餌食になってしまったのかもしれない。




 心配になって、その後も何度か掬おうと挑戦してみたが、結局小さな幼生が一匹獲れただけで、水溜まりからサンショウウオの姿はほぼ消えていた。

 無事成長して、山へ帰ったのならいいけど、生息範囲が幅1m程の小さな水溜まりなので、どうなったのか心配だ。

 共食いし合ったり、先ほどのヤゴにやられたりして、成体になったのはごくわずかということも十分考えられる。



 
 なので、この捕まえたヤゴを元の水溜まりに返すかどうか迷ったけれど、ヤンマも減少してきている貴重な生き物なので、元の所に返してやった。

 やはり、ヒトが自然の生態系勝手にいじるのは、ご法度だ。




 後は、水溜まりに残るサンショウウオが、無事に成長し山へと帰るのを祈るばかりである。



 
posted by よっちゃん at 21:43| Comment(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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