2020年01月26日

加藤訓子さんのリサイタルでマリンバ演奏を堪能

 豊後高田市の中央公民館で開かれた「加藤訓子 マリンバリサイタル」を聴きに行ってきた。
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 自分は、加藤訓子さんの名前を存じ上げなかったが、世界を舞台に活躍されている有名なマリンバ奏者らしい。



 そんな方のリサイタルが、この豊後高田で聴けるというのはとても貴重な機会だ。

 しかも、前売りで一律500円(当日1000円)というのは破格だ。

 こんなに安く聴けるのも、「(公財)三井住友海上文化財団」の助成のおかげで、ありがたい限りだ。
マリンバ演奏会.jpg


 今回のリサイタルは、マリンバでバッハのチェロやバイオリンのためにかかれた曲が中心で、ほとんどの曲が20分~30分ほどの長さがあった。

 したがって、予定の2時間の中に、用意された曲はなんと5曲だけ。
マリンバプログラム.jpg

 自分にはあまり馴染みのないクラシックで、しかもマリンバのみの独奏会。

 どんなものか興味津々で出かけたが、結果、日曜の午後に、実に優雅な時間を過ごすことができた。

 

 

 マリンバの単独演奏を聴いたのは初めてで、片手に2本ずつのマレットを持ち、両手をいっぱいに広げたりクロスさせたり、とても躍動的であった。

 時には、頭より高い位置からマレットを振り下ろし、時にはこするようにマレットが縦横無尽に音板の上を駆け回る。

 これが、あの木の板から生まれた音かと思うほど、様々な美しい音色が四本のマレットから生み出されていた。


 
 しかも、マリンバ演奏は上半身の営みによるものだけかと思いきや、足の動きも音の動きに合わせて前後左右に、時には曲げたり伸ばしたり、まれにクロスするように動き回る。

 実にダイナミックな動きで、全身で音を紡ぎ出しているのがちょっとした驚きであった。



 また、途中でマレットを度々持ち替えるシーンが見られたが、マレットが替わる度に音がガラリと変わり、10本以上のマレットが用意されていたのが十分納得できた。





 強弱のつけられた音。

 腹に響くような低音とは反対に繊細な高音。

 音が連続して聞こえるトレモロ。

 それとはうらはらに音と音の間にある間。



 伴奏のないマリンバだけの演奏だったが、優に2時間超、耳と目でしっかりと演奏を楽しむことができた。

 単独の演奏だったからこそ、演奏者と聴衆一人一人の間には、濃密な時間が流れていたように感じた。




 加藤さんは、サービス精神旺盛で、アンコールに2回も応えてくれた。

 会場いっぱいに入っていたお客さんも、みんな満足して帰ったことだろう。


 
posted by よっちゃん at 22:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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